XPPenのArtist 12セカンド 豪華版を実際に使ってみて感じたのは、価格帯の割に基本性能がしっかりまとまっているという点です。3万円前後という液タブとしては手を出しやすい価格でありながら、X3チップ搭載ペンによる筆圧感知の精度は思った以上に自然で、線の強弱をつけたイラスト制作でもストレスを感じにくい印象を受けました。
フルラミネーション加工が施されているため、ペン先と画面の間の視差が少なく、描いた線がずれて表示されるような違和感が軽減されているのも好印象です。12インチというサイズ感は、デスクの上に置いても圧迫感が少なく、テレワークやオンライン授業でのちょっとした書き込み用途にも扱いやすいサイズだと感じます。
Windows・MacOSはもちろんAndroidにも対応しているため、環境を選ばずに使える点は幅広いユーザー層に向いていると言えそうです。豪華版にはお絵描きソフトウェアが付属しているため、これから絵を始めたいという初心者でも、追加でソフトを用意する手間が省けるのはありがたいポイントでした。
評価は4.2、レビュー件数は1000件を超えており、これだけの母数でこの評価を維持しているのは一定の安心材料になります。もちろん高評価一辺倒ではなく、ペンの持ち手部分の質感やドライバーの設定周りについて気になる声も見られるため、購入前にはそのあたりも確認しておくと安心です。
総合的には、初めて液タブを導入する人や、サブ機として気軽に使える一台を探している人にとって、コストパフォーマンスと基本性能のバランスが取れた選択肢だと感じました。
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