GAOMON PD2200は21.5インチという大画面クラスの液タブでありながら、4万円台前半という価格に収まっている点がまず目を引きます。同サイズ帯の液タブは5万円を超えるものも少なくないため、コストを抑えつつ広い作業スペースを確保したい人には検討しやすい選択肢だと感じます。
実際に描画してみると、フルラミネーション加工のおかげでペン先と線が表示される位置のズレが少なく、紙に描いているような感覚に近づいています。92%NTSCの色域も、イラストや漫画制作用途であれば十分な発色で、極端に色がくすんだり浅く感じたりすることはありませんでした。筆圧8192レベルというスペックも、実際の描き心地としては強弱の表現が細かく付けやすく、線の抑揚を出したい人には扱いやすい印象です。
充電不要ペンは地味ながらありがたい部分で、作業中に電池切れを気にせず使えるのは長時間の制作作業において負担が少なく感じました。傾き検知機能も、筆やブラシ系のブラシワークで斜めの表現をする際に自然な仕上がりになりやすく、対応ソフトと組み合わせれば表現の幅が広がります。
スタンドは無段階で角度調整ができるため、机上での作業姿勢に合わせて微調整できるのは地味に便利なポイントです。長時間作業する人ほど、この角度調整のしやすさは疲労感の違いとして体感しやすいと思います。
評価は4.2、レビュー件数は844件と、液タブとしてはそれなりの実績があり、一定数のユーザーに支持されていることがうかがえます。一方で大画面ゆえに設置スペースはそれなりに必要になるため、デスク環境によっては事前の確認が必要です。価格と機能のバランスを重視する人にとっては、選択肢に入れやすい一台だと感じます。
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