『7つの習慣ティーンズ』リニューアル版を、中学生の子どもと一緒に読んでみました。もともとスティーブン・コヴィー氏の『7つの習慣』は大人向けのビジネス書として有名ですが、本書は息子であるショーン・コヴィー氏が、ティーンエイジャー向けに内容を噛み砕いて書き直したものです。
まず手に取って感じたのは、価格が1,080円と非常に手頃な点です。教育本というジャンルは専門書的な価格設定のものも多い中、この価格設定は親としても購入のハードルが低く、ありがたく感じました。
内容面では、友人関係や勉強、将来への不安といった、ティーンならではの悩みに寄り添う形で「主体的である」「終わりを思い描くことから始める」といった習慣が紹介されています。難しい概念も、イラストや具体的なエピソードを交えて説明されているため、活字が苦手な子どもでも読み進めやすい印象を受けました。実際、うちの子も最初は「分厚くて大変そう」と言っていましたが、章立てが明確で一つ一つのテーマが独立しているため、少しずつ読み進めることができていました。
評価は4.3、レビュー件数は327件と、教育本としては多くの読者に読まれ、支持されていることがうかがえます。レビューの評価が高い背景には、自己啓発書にありがちな抽象論ではなく、ティーンズが直面する具体的なシーンに即したアドバイスが多いことが関係しているのではないかと感じます。
一方で、内容自体は大人向けの原著をベースにしているため、人によっては「説教くさい」と感じる部分もあるかもしれません。子ども自身が興味を持って読むというよりは、親子で内容について話し合うきっかけとして活用する方が、より効果的に感じられました。
価格、評価件数のバランスを見ても、長く読み継がれている定番本という印象を受けます。思春期の子どもを持つ家庭にとって、会話のきっかけになる一冊として検討する価値はあると思います。
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