ロジクール K120は、2,200円という価格帯でありながら3,553件ものレビューを集め、4.2という安定した評価を維持している点がまず目を引きます。これだけの件数が集まるということは、それだけ長く多くの人に選ばれ続けてきた製品ということでしょう。実際に使ってみると、価格を感じさせないしっかりとした打鍵感があり、キーひとつひとつのストロークも適度で、長時間のタイピングでも指への負担が少ないように感じます。
USB接続の有線タイプなので、Bluetoothのようなペアリングの手間や電池切れの心配がなく、パソコンに挿せばすぐに使い始められる手軽さは大きな利点です。特に仕事用のサブ機や、子供の学習用パソコン、あるいは急にキーボードが必要になった時の予備としても重宝する場面が多いように思います。
デザインはシンプルで無駄がなく、オフィスでも自宅でも違和感なく馴染みます。派手さはありませんが、その分どんな環境にも合わせやすいのは長所と言えるでしょう。キー配列も標準的なので、他のキーボードから乗り換えても戸惑うことは少ないはずです。
一方で、価格相応にキートップの質感やキーボード全体の剛性は高級モデルには及ばない印象で、打鍵音もやや大きめに感じる場面があります。静音性を重視する方や、テンキーレスのコンパクトさを求める方には向かないかもしれません。また、傾斜角度の調整機構もシンプルなつくりなので、細かなカスタマイズ性を求める方には物足りなさが残る可能性があります。
とはいえ、コストパフォーマンスと信頼性のバランスを考えると、初めてキーボードを買い替える方や、予備機として一台用意しておきたい方には十分満足できる選択肢だと感じました。長年支持され続けている理由が、使ってみて納得できる一台です。